ライフスタイル [ネイチャーフォトグラファーへの道]
ネイチャーフォトグラファーへの道 七歩目

文&写真:リュウ・タカハシ
2009年10月1日
■ 日本滞在中につき ■
十日ほど前から日本滞在中につき、ホントは今回は日本の写真を使いたいと思っていたのだが、残念ながら先週末の仁尾フェスティバルの準備&本番のバタバタで、写真を撮る暇がなかった。というわけで、今回は前回の続き。
■ 六歩目までのあらすじ ■
天の啓示を受け、なぜかネイチャーフォトグラファーを目指すことになってしもぉた拙者。とりあえず雑誌の「一週間で風景写真が見違える」という特集を参考に修行を積むことに。三日目の課題を参考にとりあえず実際にフィールドでロケハンを敢行。そして翌日、いよいよ早朝撮影に出発するも、途中で出会う風景についついカメラをかまえてしまい、なかなかロケハンした現場に辿り着けない拙者であった......。
■ やっとスティーブンズベイに着いたが ■
途中でみごとな朝焼けが撮れた。ということはつまり、目的地に着いたときは、時すでに遅しっつーことだ。
がっかし......。
しかも晴れてりゃなんとでもなるが、一瞬の朝焼けの後は思いっきりドンヨリ曇ってやがんの。写真にならぬではないか......。
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:スティーブンズベイ
でもとりあえずカシャッとな。
昨日のロケハン時は満潮に近かったが、このときは思いっきり干潮。だから全然違う構図。ロケハンの意味ないじゃんなどと突っこまぬように。前回ご紹介した冬の装いゴム長のおかげで、ちゃんと水の中に立ち込んで撮影できているのだから、それだけでも立派なのである。
でもやっぱり露出はメチャクチャ。現像時に相当頑張って明るいところを暗くし、暗いところを明るくしてみたけど、まだちょっと空が明るすぎた。やっぱりグラデーションフィルター買わなきゃいかんな。
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:スティーブンズベイ
しばらくあーでもない、こーでもないと撮ってて、こりゃダメだもう引き上げようと思った刹那、ちょっと陽がのぞいた。すかさずカシャッ。
前の写真と同じ岬だけど、前のは波打ち際から広角、こっちはビーチの上の方から望遠で。空を多めに入れたかったからあえて三分割法を少し外してみたんだけど、こうやって改めてみるとやっぱり日の丸気味のダメ構図のような気がする。う~ん......。
というより、この望遠レンズ、いかに十数年前のキットセットレンズとはいえ、あまりにも描写が甘い。三脚もキャシャすぎてぶれる。
が、道具のせいにしてはいかんのだ。ここは歯をくいしばって修行だ。
■ カイテリテリへ移動 ■
昨日に引き続き、今回もカイテリテリへ移動。
わずか5分の移動の間に、なぜかどんよりとした雲はほとんど消え、黄金色の早朝の光が横から差していて、なかなか美しい。
しかしスティーブンズベイと同じく、昨日のロケハン時とはぜんぜんビーチの形が違っていて、改めて美味しいポイントを探して走り回ることになった。
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:カイテリテリ
とりあえずカシャ。
リードイン・ラインズとフォアグラウンド・インタレストをかねるつもりで、海に流れ込む小さな流れを手前に入れてみたが、やっぱグラデーションフィルターなしで撮ってるから空が白飛びしちゃってて、今ひとつフォーカル・ポイントがハッキリしない寝ぼけた写真。こういうときこそHDRにすべきだったかなぁ。
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:カイテリテリ
結局ビーチの端っこの流れ込みが美味しい被写体かもしれないと思い、ここでしばらくいろいろ撮ってみることにした。カシャリ。
が、白飛びした空が大きくて、これまた何を撮りたいのか不明な構図。
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:カイテリテリ
横位置にして、空を小さくフレーミングして、カシャリ。
う~ん、フォーカル・ポイントはハッキリしたんだけど、その代わり前の写真と比べると岩の並び方が雑然としてるなぁ。
さっきの写真の場所で、横位置にかまえて撮りなおすべきだったんだな、きっと。数メートルとはいえ、なんで移動したんだろ?
いかんなぁ、今PCの前でこういうことが分かっても遅い。現場でプレイバックしたときにすぐに気づいて、すぐに撮りなおせなきゃ......。
まぁいいや、また撮りなおしに行くとしよう。
■ 帰途 ■
というわけで、無理かと思った早朝撮影、なんとかできてしまって、ビックリ仰天。成果はイマイチだが、やることに意義があるのである、うん。
というわけで、ゴム長のおかげで波打ち際で撮影できた以外は大した成果もないくせに、なぜか早起き成功に気をよくして意気揚々と帰途につく拙者であった。
が、ちょっとまったぁ!
撮影日:2009年5月30日(土)
場 所:リワカ
カシャッ。
行きに撮った樹が、ぜんぜん違う表情を見せていた。だからフレーミングもまったく正反対に、空をうんと小さくし、露出も手前の地面にあわせてみた。
微妙にもやがかかってて、真横からの朝の光でなかなか良い雰囲気。ほんの1時間ほどでこれだけ違う写真になってしまうんだから、そりゃ早起きして写真撮れっていうはずだと、あらためて納得。
ただこの写真もなんだか寝ぼけてて、イマイチパッとしない。もうちょっと通い詰めて研究しないとダメだ......。
うっしゃ、明日も早起きして撮るぞ!
って、二日続けてホントに早起きできるのか?>拙者
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