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足が悦ぶ - teko エコメリノウール ローカット

文:リュウ・タカハシ
2009年8月20日

 ニュージーランド(NZ)に移民してから、現地のアウトドアズマンやヒッピー連中の影響で、僕もすっかり裸足派になってしまった。ヤツらはソックスを履かないってだけじゃなく、外出するときも靴を履かない。つまり裸足で町にも出かけちゃうし、トレッキングだってやっちゃう。同じNZでも、さすがに大都市にいけばそういう人も少ないようだけど(皆無ではないってのがこの国らしいところ)、僕の地元はそんなヤツばっか。

 シーカヤックガイド時代は、僕も春から秋にかけてはほとんど裸足だった。玉砂利の上で重いカヤックかつぐ僕らを見て、海外からの観光客は目を丸くするが、こうやって足裏健康法を毎日やっておかないとむしろ体調が崩れるくらい。

 個人的な裸足外出最長記録は、家から裸足で出かけて最寄の空港で国内線に乗り、オークランド国際空港でイミグレ通って国際便に乗りかえるときもまだ裸足、もちろん太平洋上を北に向かう機内でもずっと裸足、そして成田について飛行機を降りてもまだ裸足。さすがにこのままだとイミグレで別室に呼ばれて面倒なことになるだろうと、ついにバッグの中からビーチサンダルを取り出した。さすがにキウィ(NZ人)でも、ここまでやるヤツはまずいない。って、いばるようなことじゃないな。

 そんなわけで僕は、靴はもちろんのこと、ソックスだって大嫌い。なるべく素足にサンダルか下駄くらいですごしたいところ。でも今は公務員なのでそうもいっていられない。難儀な話だ。

teko_socks_impression.jpg ところがそんな偏屈な僕の足が、このソックスの中ではおとなしくニコニコしている。いかなるソックスも受けつけない足になってしまったと思ってたから、初めて試したときはかなり驚いた。仕事に行くのが楽になって大助かり。

 アウトドアウェアって、大げさにいえば命をあずける道具だから、たとえ着心地が少々悪くたって、機能がちゃんとしていればある程度の出費は覚悟する。
 あるいは気持ちの良い肌着ってのは、別にアウトドア用じゃなくたって財布のヒモをゆるめたくなるもの。
 その点このソックスときたら、命をあずけられる高機能ウェアで、しかも気持ちの良い肌着とくる。立ち仕事だけど、このソックスを履いてるときは足の疲れが少ない気もするし。やばいなぁ、まとめ買いしちゃいそうじゃん......。

 ん? どこがどう良いのか、もっとちゃんと知りたい? そういう方は、内田さんの詳細レポートをどうぞ。

 あ、日本はいま真夏だっけ。ソックスの紹介するのって、変かな?
 でも日本って、真夏でもソックス履く人多かったような気がする。違ったっけ?
 う~む、よく分からなくなってきた。まぁいいや、記事なんて腐るもんじゃないからな、アップしちゃおう。内田さんも、夏の軽快なフットウェアとして紹介してるくらいだから、大丈夫だろう。うん、大丈夫だ。





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