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スタッフブログ

書くことにこだわったガラスペン

2009年07月29日

こんにちは、e4プロジェクトスタッフの皆見です。


このブログではe4プロジェクトでご紹介しているモノをスタッフが実際に使ってみた感想などを書き綴っていこうと思っています。


第一回目は最近e4SHOPで取扱いを始めました「ガラスペン / 松村潔 作」です。


ガラスペン

現在、ヨーロッパなどでも作られているガラスペンですが、元々は日本の風鈴職人さんが開発されたとされています。ボールペンなどが普及するまでは事務用品として広く利用されていたようですね。


ガラスペンの特徴の一つとして、インクの持ちが挙げられますが、ペン先にひかれた複数の溝が毛細管現象でインクを吸い上げ、ハガキ1枚程度であれば一回の充填で書き続けることができます。
実際に使ってみればわかるのですが、小さなペン先にのどこにそれだけのインクがたまるのかとても不思議です。


ガラスですので、紙に引っかかるんじゃないかと思うのですが、書き味も滑らかでインクのむらもありません。
この村松潔氏のガラスペンは通常8本の溝を10本に増やし、インクの持ちと書き味の向上を実現しました。




ガラスペンの話題になると、以前お土産でもらったガラスペンは見た目はきれいだけど、書き味はイマイチだったなぁといったご意見を何人かの方にいただきましたが、このガラスペンは実用性にこだわっており、出来上がったガラスペンは職人さんによる書き味テストを必ず行ってから出荷しております。


さらにデザインにもこだわっており、現代的でカラフルなデザインパターンを4種リリースしています。


マカロンシリーズ


モール管雲母入シリーズ


色管雲母入シリーズ


トライアングルシリーズ




実用性を強く意識したこのガラスペンですが、オブジェとしても十分役割を果たしてくれそうです。
ペン置きやインク壺も取りそろえておりますので、ギフトとしても喜ばれると思います。


確かにボールペンなどに比べると手軽さはありませんが、特別な方への手紙をしたためる時など、ぜひお使いいただければと思います。


また、万年筆などと違いインクは水で洗い落とすことができるので、色の取り換えも気軽に行えます。
絵を描かれる方にもおすすめです。

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