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ジンジャーシロップを手作りする

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文・写真 内田一成

 高知から特産の生姜が届き、いろいろ応用出来るジンジャーシロップを作ることにした。

 昨年の夏には梅をたくさんもらったので梅シロップを作ったが、季節の恵みはたっぷりと自然のエキスを詰め込んでいて、それを旬のうちに凝縮したシロップにすると、長い間、その効能と味を楽しめる。

 梅シロップは暑い最中に飲めばスキッと涼しくしてくれるし、ジンジャーシロップはジンジャエールにして涼やかな気分が味わえるとともに、生姜湯にして風邪をひきはじめに吹き飛ばしてくれる。

 自分の手で素材から加工すると、いかに市販の加工品が人工的に味付けされたものかがはっきりわかる。そして、人工の甘味や香料が不快に感じられるようになる。大量生産でいつも均質な味を保ち、劣化を押さえるためには仕方ないのもわかるが、そのために失ってしまったものが見えてくる。

 困ってしまうのは、素材そのものも、そして、それを育てる土まで、手作りの欲求がどんどんエスカレートしてしまうことだが......。

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**1kgの生姜を丁寧に洗い、たわしでこすって、余分な皮を落とす**

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**薄くスライスして、同量のきび砂糖と漬け込むと1時間あまりでエキスがしみ出してくる**

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**シナモン、カルダモン、クローブを入れ、煮詰めていく**

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**適度に煮詰まったところで火から下ろし、シロップを漉す**

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**飴色の香り高いシロップが出来上がる。横の味噌のように見えるのは、残った生姜スライスをミキサーにかけてペーストにしたもの。これをパンにつけたり、ジンジャエールや生姜湯に溶かしてもいい**

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**残った生姜スライスはザルに欲して、チップにする。このまま食べてもいい**

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**さっそくジンジャエールを作ってみた。生姜スライスを先に入れ、シロップを注ぐ。これを炭酸水で10倍ほどに希釈する。自然な甘みに、喉への爽やかな刺激が効いて、とてもすっきりした味わいが楽しめる**

 これから生姜は本格的な旬の季節。下ごしらえに少々手間がかかるが、まとめて作っておけばしばらく楽しめるのでお薦めだ。

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